ラベルレスボトルで環境にやさしいライフスタイルを
名もなき家事が1つ解消する！自分にも環境にも優しい生活を。
近年、ラベルがないペットボトル、いわゆる「ラベルレスボトル」を販売する飲料メーカーが増えているのはご存知ですか？
当店でもお取り扱いしているコカ・コーラ社製品にも、オンライン限定で販売されるラベルレス製品が続々と登場しています。
新しい生活様式の一環として買い物の方法も変化し、ネット通販の利用者が増えるなか、人気が高まっているのがラベルレスボトルです。
リサイクルしやすく環境にもやさしいと注目されていますが、もう1つのメリットとしては、ラベルを剥がす手間がなくなること！
手軽に持ち運んで蓋が出来るペットボトル飲料は、水分補給やブレイクタイムのお供として日常生活に欠かせないアイテムになっていると思いますが、唯一面倒に感じる事と言えば、捨てる際にラベルを剥がす、あの作業・・・。名もなき家事の1つとして取り上げられることも多いですよね。
しかし、最初からラベルが付いていなかったら、その手間は不要です！なんて画期的！！
今回は、そんな人気急上昇中のラベルレスボトル飲料の魅力をお伝えしたいと思います。
ラベルレスボトルとは？
ラベルレスボトルとは、ラベルを付けずに販売するペットボトル飲料のことです。
通常、ペットボトル飲料のラベルには原材料名などの表示が義務付けられていますが、2020年の資源有効利用促進法の一部改正で、法定表示を外装ダンボールやケースに記載することにより、ラベルを付けていなくても販売可能となりました。これを機に、飲料メーカー各社がラベルレスボトルの販売を始めました。
ラベルレスボトルは、主に箱買いすることを想定して販売されているものなので、オンライン販売が主流ですが、新しい生活様式として買い物の方法も変化しており、外出自粛やテレワークによりネット通販の利用者が増えたことで、急速に需要が拡大しています。
ラベルレスボトルが人気の理由
日常生活のなかで当たり前のように使われるようになったペットボトルは、紙パックや缶とは違い、開栓しても再度キャップができるため、持ち歩きに便利なアイテムです。
そんなペットボトル飲料のなかでも、特にラベルレスのものには次のようなメリットがあります。
ごみ出しの手間がかからない
ペットボトル自体はリサイクルが可能ですが、ペットボトルに付いているラベルはプラスチックごみです。そのため、ゴミ出しの際はペットボトル1本ずつラベルを剥がす必要があり、分別の手間がかかるのがネックとなっていました。
しかし、ラベルレスボトルであれば初めからラベルが付いていないため、リサイクルのためにラベルを剥がす必要もなくなり、ごみ出しの際にかかる手間を大幅に省くことができます。
環境にやさしくサスティナブル
サスティナブルとは、「sustain（持続する）」と「able（〜できる）」という2つの言葉が合わさったもので、「持続可能な」という意味があります。
世界が目指すサスティナブルな社会とは、地球の環境を守り、資源を必要以上に使いすぎることなく、平和で豊かな地球のままで生活し続けられる社会のことです。
ペットボトル飲料をラベルレスにすることは、プラスチックごみを減らすことができるだけではなく、資源の節約にもつながります。
そんなサスティナブルな考え方に多くの方が共感していることも、ラベルレスボトルが注目される理由の一つとなっています。
見た目がシンプルでおしゃれ
ラベルがないことで見た目がすっきりするのはもちろん、デザイン性の高いラベルレスボトルが販売されるようになったことも、ラベルレスボトルの人気を後押ししています。
ペットボトルのラベルには、食品表示法で定められた原材料などの法定表示をするだけでなく、ラベルのデザインによって商品の魅力をアピールするという役割もあります。そのため、ラベルを付けないということは、商品の魅力が伝わりづらいという難点がありました。
そこで、飲料メーカーは、ラベルではなくペットボトル自体のデザイン性に力を入れ、おしゃれでスタイリッシュなボトルデザインが増えているのです。
もちろん、中身は通常品と同じです
今まではラベルがあることで商品を認識していたので、急にラベルがなくなると「この商品って本当に大丈夫？」と不安になる方もいるかもしれませんが、もちろん中身は一緒ですのでご安心ください。
持ち運びに便利なペットボトルは日常生活で多くの人が利用しているかと思いますが、ラベルレスのメリットや意味を知ることで、サスティナブルな生活って意外と簡単に始められそうだと思いませんか？
一人ひとりが気軽にリサイクル活動に参加できるようになることで、温室効果ガス（GHG）の削減、石油由来原料の使用量削減など、環境にかかる負荷の軽減につながっていくでしょう。
ペットボトル飲料を購入する際は、ぜひごみ出しの手間がかからず環境にも優しいラベルレスボトルを選んでみてはいかがでしょうか。